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粗挽きサーフライド

粗挽きの量子の海をサーフする系のブログ。音楽などについて多分書く。

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『LOST IN THE AIR』ART-SCHOOL

 第二期メンバーになったART-SCHOOLの第2弾リリースもまたミニアルバム。
artschool_lostintheair.jpg
ジャケットのレイアウトは『シャーロットe.p.』に続きまたもやグラスゴーのインディポップバンドThe Starletsのアルバム『Surely Tomorrow You'll Feel Blue』か。色合い的にはシューゲイザーバンドSlowdiveの『Souvlaki』っぽくもある。

 この作品もまた前作『スカーレット』と同じく自主レーベル発・タワレコ限定数量限定でのリリース。やはり楽曲はすべて後のコンピレーションアルバム『Missing』に収録されている。
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(2006/09/06)
ART-SCHOOL

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また、後のアルバム『PARADISE LOST』には今作の『刺青』が、アルバム用リミックスを経て収録されている。前作といい、リードトラック以外を収録していく姿勢は不思議な感じもする。
(正確にはアルバム初回盤に『LOST IN THE AIR』のデイブ・フリッドマン(元々アルバムのプロデュースを予定していた)によるリミックス音源が収録されており、元々はこちらをアルバム収録する予定だったのかもしれない)

 木下理樹的には今作制作時期あたりが人生で一番つらい時期だったとしばしば言及される。

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『スカーレット』ART-SCHOOL

 活動休止前ライブの感想という最大の憑き物も落ちたことだし、アート全曲感想を再開します。

 バンド結成以来の4人が深刻なディスコミュニケーションに陥り遂に解散状態になるのが所謂第一期アートの結末だった。大傑作アルバム『LOVE/HATE』とそのツアーから生み出されたライブアルバム『BOYS DON'T CRY』を辛うじてリリースしバンドは壊滅(ついでに東芝からも契約を切られている)したものの、木下理樹はアートスクールの続行を決断。そして当時福岡在住でアートのファンとして親交があった戸高賢文をギターに、また一般公募のオーディションで宇野剛史をベースとして、2004年4月のフリーライブを皮切りに活動を再開させる。これがこの後5年程続く(今のところ最長)所謂“第二期”アートスクールである。

 余談だが、第一期と第二期の境界は明確だが、その後のメンバーチェンジの度の名称は幾らか呼び方に揺れがあるようだ。つまり、この後2008年にドラム櫻井雄一が脱退して鈴木浩之加入後の体勢を“第三期”と呼称するか、それとも2011年に宇野と鈴木が脱退して、サポートで中尾憲太郎と藤田勇が就いた(2015年現在まで続く)体勢から“第三期”とカウントするか。個人的には、鈴木加入前後のアートの音楽性は連続している感があり、その他の節目ほど急激な変化をしている気がしないが、それでも当ブログはメンバー交代によるサウンドの変化の観点などもあり、鈴木時代を“第三期”、中尾藤田時代を“第四期”と呼称することとしたい。今回の活動休止が開けた後のメンバーが第五期になるのか、それとも第四期が続くのかはまだ分からない。

 前置きが大変長くなったが、そのように第二期として活動を再会させた後、最初に発表した作品が今作である。なお、今作からは『クロエ』が、この後に出る3枚目のフルアルバム『PARADISE LOST』に収録される。その点や歌詞の傾向などもあって、今作〜『PARADISE LOST』までの時期を当方では「PARADISE LOST期」と呼称したい。
スカーレットスカーレット
(2004/08/04)
Art-School

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画像欲しさにアマゾンリンクを貼ったが、今作と次作『LOST IN THE AIR』は、当時メジャーレーベルに所属していなかったバンドが自主レーベル(「VeryApeRecords」という。Nirvanaからの引用だろうけど、この時期からの木下の歌詞も踏まえると笑えるネーミング)からリリースしたもので、タワレコ限定・数量限定発売となり、現在廃盤である。
 しかしながら、この二枚の楽曲については後に『Missing』というコンピレーションアルバムに、当時の新曲二曲と一緒に再録されている。現在なら、こちらの方が購入しやすいかもしれない(これが出た為に元の盤が値崩れを起こしてはいるが)。そちらの再録分はリマスターされていて、それはいいのだけれど、音量レベルがアートの歴史で最も高い「FLORA・キキ期」の水準まで引き上げられていて、収録曲的に同じ期間の括りとなるはずの三枚目のアルバム『PARADISE LOST』(や、同時期の『あと10秒で』)の楽曲と一緒のプレイリストに並べると音量的にやや違和感があるのが珠に傷。
MissingMissing
(2006/09/06)
ART-SCHOOL

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 本当に前書きが長くなってしまった。以下レビューです。

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2015.2.13 ART-SCHOOL活動休止前ライブ

 ART-SCHOOLが2月13日のワンマンライブをもって活動休止に入った。しかしながら、今回の休止が、メンバー間の致命的な不和によるバンド壊滅などでなくもっと別の理由があることは、木下理樹本人の活動休止発表時のコメントからは薄ら、また小野島大氏による下記のインタビューにおいてより具体的に現れている。ついに独立レーベル立ち上げるのか。

 しかし、今回の活動休止について最も安心したのは、やはりその休止前最後のライブにおける発言や、なにより雰囲気だった。
 そう、行ってきました2015.2.13 新木場STUDIO COAST。
写真-1
 所用により神保町から歩いて向かって、着いた時にはもの凄く疲れたし、もうアートスクールお決まりの開演SEである『Girl/Boy Song』がかかっていて焦ったけど、なんとか1曲目から観ることが出来ました。

 以下感想書きます。思い出しながら、なるべく詳細に。相変わらず敬称略で。

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『BOYS DON'T CRY』ART-SCHOOL

 アートスクールの第一期最後のリリースとなったライブ盤。公式で単体として発売されているものとしては現在唯一のライブ盤CD。収録曲は第一期メンバー最後の活動となったアルバム『LOVE/HATE』のリリースツアーにおけるベストテイクを集めたもの。多分あまり知らない人が聴いたら「えっこれベストテイクなん!?」とか言うこともあるかもしれない。
 ジャケットは、この色合いとステージ上の機材感で、NUMBER GIRLの解散ライブ盤『サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態』に影響されていません、と言い張るのは無理だろう、といった具合。ただ、どっちも当時の東芝EMIのディレクターが加茂啓太郎氏という共通点はあるので、そこつながりのデザインかもしれない。
BOYS DON’T CRYBOYS DON’T CRY
(2004/03/17)
ART-SCHOOL

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『LOVE/HATE』ART-SCHOOL

 ART-SCHOOLの2ndフルアルバム。重くて暗くて救いようが無いが、一部で最高傑作とも言われる。ついでにバンドの内情も最悪で、この後ライブ盤一枚出してベース日向とギター大山が脱退する(この二人が後にストレイテナーに加入することは、最早そっちの方が有名か)。故に、所謂“第一期アートスクール”において最後のスタジオ録音となる。収録曲数15曲(初回盤のみ)はベスト盤・ライブ盤以外では最大。
 荒野のようなジャケットは実はブックレットではなく六面折り曲げ型。広げると荒野というよりも畑みたいになってる。第一期メンバーの四人が並んで立っている(一人しんどいのかしゃがんでいる)姿が印象的。
 CDエクストラ仕様(そんなのあったなあ…)で、今作に未収録となった『SWAN SONG』『LILY』のPVも収録。これはお得仕様である以上に、当時東芝EMIも含め業界で猛威を振るっていたコピーコントロールCDを回避するためとも言われていた。当時から木下はCCCDはおかしい、といった発言をしていた(はず)。今となってはすっかり昔のことのようにも感じられる。
LOVE/HATE(初回)LOVE/HATE(初回)
(2003/11/12)
ART-SCHOOL

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『UNDER MY SKIN』ART-SCHOOL

 アートスクール、所謂LOVE/HATE期の第3のリリースとなる3曲入りシングル。このうち表題曲は次のアルバム『Love / Hate』収録なためこのシングルでのみ聴けるのはあとの2曲。3曲とも系統の違う曲になっていてバランスがいい。
 なんか元々ぼんやりした感じのイラストが、さらに解像度か何かをいじってデジタルにぼやけさせられているジャケット。イラストの下にそっけないフォントで書かれた作品名とアーティスト名。この構図もどっかからの引用くさいがなんだろう…。内ジャケではメンバーのライブ中の写真が「一人一人個別に」配置してあって、当時のメンバー間の壊滅的な関係性を知ってると「あっ…」って感じもする。裏ジャケはこれまでの大山純イラストと同系統のイラスト。そして大山純のアート作品において最後のイラストとなる(ストレイテナーでイラスト書いてるのか知らないけれど)。
UNDER MY SKINUNDER MY SKIN
(2003/09/29)
ART-SCHOOL

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『SWAN SONG』ART-SCHOOL

 アートスクール、所謂Love/Hate期の第2のリリースは2タイプ。6曲入りミニアルバムと3曲入りワンコイン(当時)シングル。それがこの『SWAN SONG』それぞれDisk1とDisk2。しかも枚数限定生産だったこともあり、アートの廃盤でitunes等配信サイトでも入手不可な音源の中では最もプレミアがついている。そしてそのクオリティの高さから、アートの廃盤作品で最も人気あるとか、下手したら最高傑作の声すらあるとか、木下自身「自分が今まで作った中で一番好きな作品かも」(MARQUEE vol.56より)とすら言ってたり(なら再販or復刻してくださいよ…)。
 色々困難はあるだろうけど、EMI(当時東芝EMI)様は第1期アートのシングルのコンピレーションを出すべき。Number Girlのリマスター出し終わったら次にやって欲しいことと言えば、第1期アートのリマスター&補完だけど、特にそれをする契機もないか…。
SWAN SONG(DVD付)SWAN SONG(DVD付)
(2003/07/30)
ART-SCHOOL

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SWAN SONGSWAN SONG
(2003/07/30)
ART-SCHOOL

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『EVIL』ART-SCHOOL

 1stフルアルバム『Requiem for Innocence』で有望新人バンドとして「登場」したアートスクールの、メジャーでは2枚目のシングル。4曲中3曲が後のアルバム『Love/Hate』に収録される訳だけど…。現在廃盤のアートスクール音源の中でもここだけでしか聴けない曲が『WISH』1曲のみという、購入に覚悟が要るシングル。まあその分相場も安めですけど。

EVILEVIL
(2003/04/11)
ART-SCHOOL

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 ジャケット等のイラストは大山純によるもの。淡い青を基調としたジャケ表と柔らかい黄色で塗られた歌詞カード部の対比が眩しい。

 裏ジャケはメンバーのセッション写真となっている。ひなっちの学生っぽさ!(多分服と髪型のせい…?)

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『Requiem For Innocence』ART-SCHOOL

 2014年4月現在、折角渾身のニューアルバムが出たというのに、このアルバムのレビューです。

 アートスクールの、キャリア初のフルアルバムである。
そしてバンドの代表作でもある。ライブでいっつもこのアルバムの曲やりすぎ。
Requiem for InnocenceRequiem for Innocence
(2012/02/15)
ART-SCHOOL

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『DIVA』ART-SCHOOL

 アートスクールの東芝EMIからのメジャーデビュー、第一作目のシングル。彼らの1stフルアルバム『Requiem For Innocence』の先行シングルでもある。
DIVADIVA
(2002/10/30)
ART-SCHOOL

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 メジャー一発目ということで雰囲気を変えてきたのか、イラストではなく実写のジャケに。構図はRadioheadのトム・ヨークの弟アンディ・ヨークが率いていたバンドThe Unbelievable Truthのアルバム『Almost Here』を模したもの。東芝EMIが木下のルックスを押し出して行くことに決めたのか木下本人が言いだしたのかその辺は気になる。アートワーク中のイラストは大山純。

 4曲入りで1000円と、なかなかコスパの良いマキシシングルとなっている。が、その4曲中2曲がこの後のアルバム『Requiem For Innocence』に収録される。そしてこのシングル(というか東芝EMI在籍時のシングル全て)は現在廃盤であり、アルバム未収録の2曲(及びブックレット等)を入手する手段は中古やネットオークションを探す等しか無い。

 かなりどうでもいいことだが、このシングルからアルバム『Requiem〜』まではバンド名について、Art-School表記(小文字混じり)とART-SCHOOL表記(全て大文字)が混在している。この期間より前も後もほぼ大文字表記オンリーなのを考えるとやや不思議だが、小文字の方が洒落た雰囲気が出ると判断されたのかもしれない。
確かにいちいち大文字で全部打ってしかも間に-(ハイフン)入れるのなんか恥ずかしいからカタカナで「アートスクール」って書いちゃうことが個人的にもあるが…。

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プロフィール

おかざき よしとも

Author:おかざき よしとも
もうめげたい 投げたい つらいつらい
twitterID:YstmOkzk
SoundcloudID:同上
連絡等はystmokzkあっとgmail.comにお願いします。
hasu-flower名義で活動をはじめました。

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